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一心生産組合 有機栽培じゃがいも 男爵

北海道上富良野から
一心生産組合の
有機栽培男爵です
本当の野菜の味をご賞味下さい。
皆さんの『美味しい』が力になります。

 


 北海道上富良野の産地です  
一心(いっしん)生産組合は、北海道のほぼ中心に位置する上富良野町にあります。
上富良野町より更に標高の高いところに当組合があり、ほ場は周囲を山林に囲まれた場所が多く、周辺からの農薬飛散などの心配がない山の中にあります。

 「一つの心を合わせて」始めました。 
1970年(昭和45年)、ダム建設に伴う畑の買収により離農が相次ぎ、多数いた生産者が半数以下にもなろうとしておりました。
初代代表の村上国夫が近隣の生産者を集め『一つの心を合わせて共存共栄を図る』と言う志を掲げ、残っていた6戸の生産者たちと始めた組合です。
荒れた土地を自分たちの手で開墾し、馬や牛の力で畑を耕し、今では考えられない労力で協力し合いながら農業を続けてました。


 土作りを重視した農業への転換 
当時は慣行農業一本でしたが化学肥料や農薬の使用により、ほ場はどんどん痩せていき、満足する野菜が出来ませんでした。
そんな時、取引先が開催した肥料説明会で講師として参加されていた、故・小久保秀夫氏と出会います。説明会には生産者達40人ほどが集まりました。



ただ、自家製堆肥を作り、独自の土こうじという肥料を自作し、土中の良い微生物を増やすという農法で、とても手間がかかるため、回を重ねるごとに人数がどんどん減っていき、最終的に残った生産者は5人程度でした。

そのため説明会としては継続が難しくなり、残った生産者達が主体となり勉強会を継続したいと頼んで、その後も小久保先生に講師として来てもらえることになりました。
それが土作りを重視した『島村微生物農法』との出会いでもあり、土作りを重視した農業へと変わっていくきっかけとなりました。




残った生産者達で毎年勉強会を続けて行き、お互いのほ場を視察し、堆肥を作っては作り方が悪いと指導され、生育の状態を細かく指導していただき、そうして、次第にエグ味や苦みの無い優しい味の野菜が出来るようになりました。
堆肥や土こうじの使用で、数年後に土の状態も少しずつ変わって来たと実感が出来るようにました。


 安心・安全な野菜を作り続けたい 
2000年になり、安心・安全な野菜を作り続けて行きたいという思いから有機栽培を始めます。
それにより雑草は除草剤を使用出来ないため広大な面積のほ場を手取りで除草。使える農薬や肥料の事前調査や使用回数の徹底、各種記録の作成等、毎年の調査と講習会、堆肥や土こうじの作成と、手間のかかる作業がとても増えました。
北海道は雪が降るため、農業は毎年1回の自然との真剣勝負で、毎年酷くなる異常気象にも悩まされます。
今でも毎年の勉強会・滋賀県の島本微生物農法の本部で講習会に参加し、土の事、野菜の事を勉強し更に良い野菜を作るために日々努力しています。




 無農薬栽培野菜セット(写真をタップ) 
発足以来50年を越える一心生産組合ですが、今でも変わらず『一つの心を合わせて』今日も、美味しく安全な野菜を作り続けて行きたいと職員一同考えています。

初代代表から世代交代を繰り返し今では三代目になる現代表の村上多麻夫(写真)。
今は未来の事も考え自分が受け継いできたものを息子へと受け継ぐ準備を始めています。
この先もずっと、『一つの心を合わせて』 この場所で農業を続けて行こうと思っています。
本当の野菜の味をご賞味ください。
皆さんの『美味しい』と言ってくれる言葉が力になります。
私たちの男爵をよろしくお願いします。