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JA福岡市 赤とんぼ米 無農薬栽培米

私たちの農薬を減らす取り組みは
40年以上の歴史があります。
その中から生まれた無農薬栽培のお米です
食べていただくことが
田んぼの生き物との共生や
環境保全につながります

 

■わが街ふくおかの味「赤とんぼ米」
都会と思われがちな福岡市も、少し郊外へ足をのばせば、昔ながらの自然とのどかな田園風景に出会うことができます。
赤とんぼが育つほどの清らかな水と田んぼで、生産者が真心こめて丁寧に栽培した、地元生まれのおいしいお米。わが街の味「赤とんぼ米」をぜひ一度ご賞味ください。

■農薬を全く使用していないお米です。
JA福岡市のお米は減農薬栽培が基本ですが、ご紹介している「特別栽培米」は、種まき・苗作りから収穫までの間、農薬を一切使用せずに栽培したお米です。環境に配慮し、自然と共生したやさしい味わいを、どうぞご賞味ください。

■全国に先がけて「無・減農薬稲作」を始めました
「食の安全」が注目される中、JA福岡市では1980年代より「無・減農薬稲作」に取り組んできました。40年以上の歴史があります。例えば、レンゲ草を活用して化学肥料使用を抑えたり、地域によってはジャンボタニシやアイガモに除草させたりなど、生産者はそれぞれに工夫を重ねています。
JA福岡市と生産者が一丸となり「安全でおいしく、環境にやさしいお米を届けたい」という思いのもとにお届けするのがJA福岡市の「特別栽培米」です。


■環境にやさしい稲作は苗づくりから
「無・減農薬稲作」の第一歩は種もみの時から始まります。その一つが「温湯消毒」。種もみを60℃のお湯に10分間つけることで、農薬を使わずとも殺菌・殺虫の効果が得られます。JA福岡市の管内では、苗づくりの段階でほとんどがこの温湯消毒を採用しています。

■代掻きと苗を育てている様子


■消費者や地域との交流にも取り組んでいます


■「虫見板」で農薬散布を減らし、田んぼの生き物と共生する
田んぼに病害虫が発生すると、通常は農薬の一斉散布を行います。しかし、JA福岡市の生産者は「虫見板」(右の写真)を使って田んぼや中にいる虫の様子を確認し、農薬散布が本当に必要かどうかを判断します。
農薬使用を抑えたり、あるいは使用しない結果、田んぼの中では豊かな生態系が形成されます。益虫や「ただの虫」が、稲に害を及ぼす害虫の増殖を未然に防いでくれるのです。
また、田んぼの畦(あぜ)に生える雑草を除草する際も、除草剤は一切使用していません。

 
■虫見板を使っているところ


JA福岡市では全国でもいち早く1981年(昭和56年)から減農薬栽培に取り組んできました。当時、減農薬に大きく貢献したのが「虫見板」です。「虫見板」の導入が現在の無農薬栽培へとつながっていきます。
「虫見板」は稲についた虫を観察する簡易な道具です。水際に虫見板を当てて稲株を数回たたき、落ちてきた虫の種類や数等から農薬散布が本当に必要かどうか判断するのです。
一般的には田んぼに虫が発生したら一斉に農薬を散布します。しかし「田んぼの虫を見て必要な農薬を使わなくてはだめ」と、当時の稲作農家3,000人に虫見板が配られたのです。
1985年(昭和60年)に秋ウンカという稲を吸汁する虫が大発生しました。この時福岡県では、農薬散布回数が平均13回、被害率が30%だったのに対し、JA福岡市では農薬散布回数4回で被害率は0.3%でした。虫見板による判断が大きな効果をもたらしたといわれています。このことがその後に減農薬栽培が広まり、無農薬栽培につながる大きな要因となりました。

■さあ稲刈りです
田んぼの生き物と共生した無農薬栽培のお米です
ぜひ、食べてみてください!
 



 元気つくし 
「炊きたてうまい!冷めてもうまい!春夏秋冬いつでもうまい!」でおなじみの「元気つくし」は、2009年に発売を開始した新しい品種。一粒一粒しっかりとしたつやと粘りがあり、冷めてもモチモチ感がそのままという、新しい品種ならではの食味を持っています。
オススメポイント:
もちもちっとした食感が好きな人に。しっかりとつやがあり、冷めてもうまい!また、1年を通して安定した味が楽しめます。

 ひのひかり 
「ヒノヒカリ」は、「コシヒカリ」と「黄金晴」の交配種。「コシヒカリ」に負けない食味のよさが自慢です。
オススメポイント:
硬めの食感が好きな人に。ひのひかりは噛むほどに甘さが増し、適度な粒の存在感でしっかりとした食感が魅力。お弁当にもぴったり。

 

 玄米(元気つくし・ひのひかり)
安全・安心に配慮して育てられたお米を、ヌカや胚芽などそのまま残した「玄米」にてご提供。ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含み、よく噛んで食べることで程よい量でも満腹になります。
おすすめは圧力釜を使って炊くこと。玄米の周りを包むヌカには油分が多く、水分が吸収されにくいのですが、「表面に少し傷をつけ、水に浸す時間を長くする」「水の量を通常よりも増やして長めに炊く」など、ちょっとした工夫をすれば、通常どおり炊飯器や鍋でもおいしく食べやすく炊くことができます。