静岡県 村上園の有機栽培のお茶 新茶登場
村上園(静岡県)の有機栽培茶です。
今年の新茶をお届けします!
毎日飲むものですから、
安心・おいしいお茶を飲んでください!
村上園の有機栽培茶への取り組みは、約50年前にベストセラーになった有吉佐和子氏の著書『複合汚染』の中に 「茶畑から私たちの茶の間に入るまでに、農薬を洗い落とす作業があるだろうか」との記述があり興味はありましたが、不安もあり無農薬には踏み切れなかったところ「無農薬のお茶をつくってほしい」という消費者グループの熱意を感じたことがきっかけでした(詳しくはぜひ後段をお読みください)。現在は取り組みを始めた先代の村上倫久さんと後継者の村上真也さんが頑張っています。
2025年の新茶をお届けします!この機会にぜひ有機栽培の美味しいお茶を飲んでみてください!
安心・おいしいお茶をお届けします!

※村上園、村上倫久さん(左)と息子さんの真也さん(右)。
2025年度の作柄については、ここ数年と比べると3月から4月の気温、特に朝晩の気温が低くかったので生育が遅く、収量は減少しています。ですが、朝晩と昼の寒暖差があったため、お茶自体の味や香りは例年より良いと思います。今年の新茶を味わってください。



![]() この地域一帯は、駿河湾にそそぐ庵原川(はいらがわ)の上流や、霧深い山々に囲まれ、昔から山あいの斜面に適したお茶・みかんの栽培が盛んに行なわれてきました。 |
ある時、知人が農薬散布事故で亡くなり、初代である父が「やはり農薬は恐いものだ」と考えるようになり、無農薬栽培への転機は1974年(昭和49年)に訪れました。この年、ベストセラーになった有吉佐和子氏の著書『複合汚染』の中に 「茶畑から私たちの茶の間に入るまでに、農薬を洗い落とす作業があるだろうか」との記述がありました。確かに、実際に収穫された茶葉は、一度も洗われることなく、蒸して、揉まれ、乾燥されています。以前からそのことに気づいていましたが、「無農薬では、害虫にやられて収穫が減るのではないか?」「作ったお茶は売れるのか?」などの不安があり、無農薬栽培への転換になかなか踏み切れませんでした。
しかし、「無農薬のお茶をつくってほしい」と消費者グループから説得され、その熱意に負け、ついに無農薬栽培への転換を決意しました。さらに、化学肥料は根を傷め、土をダメにすることに気づき、化学肥料の使用も一切やめてしまいました。当時はかなり「非常識」だった無農薬・無化学肥料でのお茶栽培ですが、1974年以降、約50年にわたって頑なに守ってきました。
こだわりの有機質堆肥と堆肥舎
しかし、「無農薬のお茶をつくってほしい」と消費者グループから説得され、その熱意に負け、ついに無農薬栽培への転換を決意しました。さらに、化学肥料は根を傷め、土をダメにすることに気づき、化学肥料の使用も一切やめてしまいました。当時はかなり「非常識」だった無農薬・無化学肥料でのお茶栽培ですが、1974年以降、約50年にわたって頑なに守ってきました。
こだわりの有機質堆肥と堆肥舎



●有機的な土づくり
村上園の茶園の土は、多数のバクテリアが混在し、保湿機能に優れ、ふかふかしています。
良質の土は粒状になるので、土と土の間に多くの隙間ができ、空気をたっぷり含み、「好気性菌」(空気を好む菌たち)が繁殖し、さらに良質の土を作ります。
害虫も共存していますが、被害はほとんどなく、霜にも強いのですが、その理由は「お茶の木の、樹液が濃いから」。良質の土が、丈夫で生命力の強いお茶の木をつくり、それがお茶の味にも差をつけると考えています。
良質の土は粒状になるので、土と土の間に多くの隙間ができ、空気をたっぷり含み、「好気性菌」(空気を好む菌たち)が繁殖し、さらに良質の土を作ります。
害虫も共存していますが、被害はほとんどなく、霜にも強いのですが、その理由は「お茶の木の、樹液が濃いから」。良質の土が、丈夫で生命力の強いお茶の木をつくり、それがお茶の味にも差をつけると考えています。
●堆肥へのこだわり
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●BMW技術で見つけた出会い
無農薬栽培に転換した後、いろいろな農法を試してきましたが、なかなか納得のいく畑作りができませんでした。そんな中で「BMW技術」と出会い、取り入れたところ、みるみる変わったのです。土が生き返り、虫の被害も減り、収獲も安定するようになりました。「BMW」とは、B(バクテリア)、M(ミネラル)、W(ウォーター)の略です。
大きな水槽タンクに、塩素を含まない山の天然水と、地元の岩石・土壌菌、有機物を入れ、エアレーションをすると、琥珀色の水ができます。これが、ミネラルが豊富な「生物活性水」です。これを肥料代わりや農薬代わりとして、畑に散布します。また、米ぬかやもみ殻で作った堆肥にも、麹菌を混ぜた「生物活性水」をかけて、堆肥の醗酵を促します。こうしてできた完熟堆肥を畑にまくことにより、微生物が増え豊かな土壌になり、お茶の木が健康に育ち、ミネラルや栄養価の高いお茶ができます。
大きな水槽タンクに、塩素を含まない山の天然水と、地元の岩石・土壌菌、有機物を入れ、エアレーションをすると、琥珀色の水ができます。これが、ミネラルが豊富な「生物活性水」です。これを肥料代わりや農薬代わりとして、畑に散布します。また、米ぬかやもみ殻で作った堆肥にも、麹菌を混ぜた「生物活性水」をかけて、堆肥の醗酵を促します。こうしてできた完熟堆肥を畑にまくことにより、微生物が増え豊かな土壌になり、お茶の木が健康に育ち、ミネラルや栄養価の高いお茶ができます。


●毎日のお茶習慣は、健康・長寿の源
「日常茶飯事」という言葉があるように、「お茶」と「ご飯」は毎日、口にする大事なものです。「医食同源」という言葉があるように、日頃、飲食する物が病気を予防し、健康な身体をつくるといわれています。「生活習慣病」を寄せつけないためにも、習慣的に飲食する物には、ぜひ気をつけたいですね。もともと中国から「薬」として持ち帰り、日本に広まり親しまれてきたお茶は、近年、多くのすぐれた機能性が実証されてきているようです。
緑茶には、カテキン(渋み成分)、カフェイン(苦み成分)、テアニン(旨み成分)、サポニン、ビタミンC、ミネラル等、多くの有用成分が含まれています。この緑茶を習慣的に飲むことで、肥満など生活習慣病の予防効果をはじめ、ダイエット効果、花粉症・アトピーなどのアレルギー予防効果、食中毒予防や虫歯・口臭予防にもなる殺菌・抗菌効果、利尿作用、解毒・排毒作用、老化防止や美肌効果、リラックス効果・・・など、いろいろな効能があると言われ、近年、見直されています。
緑茶には、カテキン(渋み成分)、カフェイン(苦み成分)、テアニン(旨み成分)、サポニン、ビタミンC、ミネラル等、多くの有用成分が含まれています。この緑茶を習慣的に飲むことで、肥満など生活習慣病の予防効果をはじめ、ダイエット効果、花粉症・アトピーなどのアレルギー予防効果、食中毒予防や虫歯・口臭予防にもなる殺菌・抗菌効果、利尿作用、解毒・排毒作用、老化防止や美肌効果、リラックス効果・・・など、いろいろな効能があると言われ、近年、見直されています。
